令和の寺子屋チームダルマ

「今ここ」についての考察

仏教を勉強されている方々には、馴染みのあることば「今ここ」ですが、これは一般的に言うと、①過去の出来事を後悔することや②将来への不安や恐怖に自分の意識を持っていかれることをせず、今この瞬間に集中してより豊かな人生を過ごそうというメッセージととらえられています。ただ、目の前の仕事・やらねばならないことに気を取られ、ついつい過去への後悔や将来への不安に心奪われる毎日を過ごしていることも事実ではないでしょうか? そこで、最近出会った別の問いかけをご紹介したいと思います。

それは『君は、今日最善の君を生きたか?』という問いです。時間はこの3次元のすべてのものに平等に与えられたものだと言えます。動ける時間は、一日の中で約10時間ほどでしょう。そのうち本当に集中して働いている時間(生産的な活動)は、4~5時間ほどでしょうか? 今からこの世を卒業するまで働いても、その時間は一日24時間働いたベースに直すと、私の場合何と2.5年もなさそうです。 

『今日最善の自分を生きたか?』=『自分のできることに、最善を尽くせたか?』  いやあ、厳しい問いかけです。私は、胸を張って「ハイ! YES!」とは、答えられそうにありません。 でも、「あと一歩、最後の仕上げ、ココが気になるので」等々の問いかけによって、その「ハイ! YES!」に近づける気がしています。 

「今ここ」という言葉のまだまだ一部ですが、解釈の一部を今日はお話しさせていただきました。

《心軆魂が健やかでありますように》

松村 拝

お役立ちブログ

チームダルマについてのお役立ち情報を発信!

SeeMore

NEWSお知らせ