2025年を一文字で表すとしたら?―― 言葉を研ぐことは、生き方を研ぐことだった。
今回の三本楽座では、一年を見渡す、少し静かな問いを投げかけました。
「2025年を、一文字で表すとしたら?」
予測でも、占いでもありません。
この問いは、自分が“どんな姿勢で未来に立つのか”を問うものです。
どの文字を選ぶかは、その人の価値観、痛み、祈り、そして覚悟を映し出します。
参加者の言葉に現れた「2025年の空気」
対話の中で出てきた一文字は、
どれも偶然とは思えないほど、今の時代を映していました。
「熊」
人間にコントロールできない何か。
自然、権力、内なる怖れ。
苦い経験も、来年の問いを研ぐための材料にしたい。
「苦」
売上は伸びた。でも、心が喜んでいなかった。
ニーズと信念がズレていた。
お金ではなく、心が弾むかどうか。
「周」
人類の意識は循環している。
氷河期と氷河期の間を何度も越え、私たちはこの千年を“預かっている”だけなのかもしれない。
「清」
病をきっかけに、言葉と人生を整理した。新しい噺(はなし)を口にする時期に来ている。
「囁」
大きな声ではなく、かすかな違和感や直感に耳を澄ませたい。
どの言葉にも共通していたのは、「これまでの延長では生きない」という静かな決意でした。
聴く・受け取る・間をつくる
今回、何度も話題に上がったのが「聴く」という姿勢です。
「ちゃんと“受け取られた”と相手が感じたとき、関係性は一気に変わる。」
「行間やニュアンスを聴く。答えよりも、問いを大切にしたい。」
「半年くらい、おとなしくしてもいい。今年は整理整頓の年だった。」
言葉を足すより、沈黙を恐れず、相手の奥にあるものを“聴こうとする”。
それは、ビジネスでも、家庭でも、社会でも、これからの時代に必要な“人間の技術”だと感じました。


ChatGPTに聞いてみた2025年の漢字Best10
AIが示した2025年のキーワードは、驚くほど人間的でした。
・変:変化・変容・変革。もう戻らない変化が日常に入る
・転:壊れるのではなく、立ち位置が入れ替わる
・問:答えより、問いの質が人を分ける
・覚:覚悟・覚醒・自覚。腹を括った人から進む
・選:何を捨てるかが最大の戦略
・連:意味でつながる関係が力を持つ
・静:騒がしい時代ほど、静かな人が遠くを見る
・深:広げるより、一段深く潜る
・創:既存×既存から新しい意味が生まれる
・生:生成AIの「生」と人間の「生」が向き合う
そして、ChatGPTが一文字だけ選ぶなら──
「覚」
覚悟を決めた人は軽やかになり、覚悟を避けた人は重くなる。シンプルで、残酷で、誠実な年。
AIがここまで本質的な言葉を返してくる時代。
だからこそ、人間側も
「どう生きるか」を曖昧にできなくなっている
そんな気がします。
一文字は、未来への羅針盤
一年を一文字で表すことに、正解はありません。でもその文字は、
迷ったとき、疲れたとき、
立ち返る場所になります。
「自分は、どんな一文字を生きたいのか」
「その文字に恥じない選択をしているか」
言葉を研ぐことは、生き方を研ぐこと。
今回の三本楽座は、それを静かに教えてくれる時間でした。


三本楽座へのご案内
三本楽座は、
筋トレ × 瞑想 × 対話を通して、心・身体・生き方を整える場です。
隔週日曜日。
ここでは、評価も結論も急ぎません。
問いを持ち、言葉を研ぎ、また一週間を生きていくための静かなエネルギーを持ち帰る場所です。
「少し立ち止まりたい」
「自分の軸を確かめたい」
そんな方は、ぜひ一度ご参加ください。
