「週休何日が理想?」──休むとは、働くとは、どう生きたいかという問い。
今回のテーマ:MC松村からの問い
「あなたにとって、“週休何日”が本当の理想ですか?」
休みの話をしているようでいて、実はこれは、
“どう生きたいか?”
“どんな人間でありたいか?”
を問う、とても深い問いです。
三本楽座では、週休の数ではなく、
「休むとは何か?」
「働くとは何か?」
「心が喜ぶ時間とは?」
という本質へ、自然に話が発展しました。
1. 休みの理想は、“働き方の理想”とつながっている
主催MC松村はこう語りました。
「究極は、ライフワーク で一定の稼ぎがあれば、すべてが仕事であり、すべてが休息になる。」
(IKIGAIの状態)
これは、休みが増える=幸せではない、ということです。
“仕事=苦しいもの”という前提があるから「休みがほしい」となる。
一方で、“仕事=自分の喜び・創造・貢献”
となれば、働くことがそのまま“生きること”になる。
この視点は、週休何日論をまったく違う角度から見せてくれます。
2. “気持ちの良い脳みそ”をつくるのが、理想の休み方
「脳みそが気持ち良い状態をどう作るか?が、生きる指針。」
「新しいお客さんと会うとアドレナリンが出る。0→1のビジネス開発が自分のコアなのだと思う。」
ここで出てきたのは、“休む=止まる”ではないという話。
休みとは、
- 思考がほぐれる
- 心が広がる
- 景色が変わる
- 新しい刺激で脳が開く
時間のこと。
つまり「休日」と「喜びの時間」は一致しなくてもいい。人によって“回復する時間”は違うのです。
3. 休みの感覚は、その人の“世界”で変わる
「Rice(お金のための仕事)とLife(使命の仕事)どちらを持っているか?その割合で“休みへの期待値”は大きく変わる。」
たしかに、
- 生活のための労働が重い人は、休みが救いになる
- 好きなことが仕事になっている人は、働く方が心が休まることもある
休み=自由ではなく、
休み=その人の世界との関係で決まる。
これは、自分自身にも深く刺さる問いではないでしょうか。
4. 「週に3日休んだらどうなる?」という挑戦と現実
「週3日休む実験をしたかった。でも現実的に難しかった。」
「立場・業務・業界の常識が、“休み方の自由”を奪うことがある。」
週休の議論は、“個人の意思” × “組織の構造”
がぶつかる場所でもあります。
これが現代の働き方の難しさでもあります。
5. 休みは「妄想」の時間でもある
「1.5日や2日、“妄想の時間”を創ることが結果的に休みになる。」
行動しない時間、
何かにならない時間、
目的のない散歩、
意味のないノート書き。
こうした“余白”が、心を深く休める。
休みとは、「稼働を止める日」ではなく
「心の自由を取り戻す時間」なのです。
6. 組織で働くと、休みは“自分では決められない”という現実
「自分でストラクチャーを作れる人と、作れない人がいる。」
「組織が大きくなるほど、自分で決められない人が増える。」
「24時間を自分で構成することは、実はとても難しい。」
これは、働き方の本質です。
“自由な働き方”とは、“自由に働ける能力”
が伴って、初めて成立する。
休みの数よりも、休みを使う能力の方が大切なのです。
7. 「11〜15時コアタイム」という提案に込められたもの
「11〜15時をコアタイムにして、あとは自由でいい。」
「土曜午前(7〜12時)は“通常稼働”として認めてもいい。」
この提案は、働く人を“縛る”ためのものではありません。
むしろ、働く人の“解放”と“尊重”のための時間設計。
人は、縛られすぎても、自由すぎても、弱くなる。ちょうどいい“効率”と“自由”の間を探す必要があります。
8. 今回の対話から浮かんだ“あなたへの問い”
読者のあなたにも、静かに問いたいと思います。
- あなたは、“週に何日”休みたいですか?
- その理由は「疲れたから」ですか?それとも「もっと創造したいから」ですか?
- あなたの“脳が気持ちよくなる時間”はどんな時間ですか?
- 休みとは、あなたにとって何ですか?
- 明日、休みを“ひとつだけ”良くするなら、どんな行動を選びますか?
この問いが、あなたの働き方をやさしく整えるヒントになればと思います。
✨ 終わりに:
休みの数は、生き方の数だけあっていい。
週休1日でも、週休3日でも、休みなしでも、
毎日ちょっとずつ休んでもいい。
大切なのは、
あなたの心が、今日より少し自由になること。
あなたの人生が、今日より少し軽くなること。
そのための“休み方”を、一緒に探していきましょう。
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