「日本人の誇りとは何か?」──MC松村の問いかけから紐解く“日本らしさ”
Team Dharmaの取り組みの1つとして、月に2回三本楽座という筋トレ × 瞑想 × 対話を通じて、自分の身体・心・思考を整える実践会があります。4月に行われた「日本人の誇りとは」とテーマとした対話を紹介します。
🟡 今回のテーマ:MC松村からの問い
「あなたにとって、日本人としての“誇り”とは何ですか?」
この問いから始まった今回の三本楽座。
筋トレで身体を目覚めさせ、瞑想で心を整えた後、「誇りとは何か?」というテーマについて語り合いました。
現代の日本において、この問いは深く、静かに、しかし力強く私たちの内側に響きました。
🟢 1. 誇りは「技術」ではなく「精神」に宿る
「戦後の教育では、日本人が本来持っていた誇りや歴史観が意図的に削がれてきた」
「でも、本来の日本文化は“匠の技”のように、一朝一夕では身につかない、精神と感性の継承だったのでは?」
「工芸や建築、食文化やインフラにまで通じる、“哲学としての美意識”がある」
「自然災害の多い国で育まれた、“自分たちの手に負えないもの”に対する畏敬の念が、和の精神に繋がっている」
こうした意見が挙がり、技術的な優位性ではなく、“生き方としての誇り”が日本人の中にあったのではないかと語られました。
🔵 2. 神道・仏教に根づく「見えないもの」への敬意とは
MC松村の問いかけを受けて、こんな意見も出ました。
「日本には、“見えないもの”を敬う心が根づいている。それは八百万の神や自然に宿る“神性”に対する感覚」
「これは“忘我”や“利他”といった行動につながる。自分のためだけでなく、誰かのために動く心を育ててきた」
現代資本主義とは異なる、共創と調和を大切にする文化。
それが、日本人の根底に流れている “誇り”の正体ではないかと語られました。
🔴 3. 「誇り」を語らず、ただ生きてきた日本人
「そもそも、日本人は“自国の良さ”を声高にアピールしてこなかった」
「でも、世界がいまその価値に気づき始めている。訪日外国人の目を通して、日本文化の繊細さや美しさが見直されているのでは?」
つまり、日本の誇りは“語るもの”ではなく、“生き方としてにじみ出るもの”。
それが、これからの時代にこそ必要とされていると感じさせられました。
🟣 4. AIが物質を担う時代、人間は「精神性」を問われる
MC松村はこう締めくくりました:
「AIが物質的な豊かさを担ってくれる時代、人間は“本物”を見抜く感性が必要とされる」
「日本人が受け継いできた“善”──謙虚さ、自然との共存、利他の精神──が、今こそ世界に広がる可能性がある」
これは、日本人全体に埋もれていた集合意識=DNAが呼び覚まされる時代に来ている、という視点でもあります。
🟠 5. 今回の対話から浮かんだ“問い”
「誇り」は他者に誇示するものなのか?
日本的な“善”とは、誰のためにあるのか?
「語らずとも伝わる文化」は、今後どう活かせるのか?
この問いは、これを読んでいるあなた自身への問いかけでもあります。

✨終わりに:あなたにとっての「誇り」は何ですか?
三本楽座では、正解を求めるのではなく、問いを深め、心の輪郭を見つけていくことを大切にしています。
「誇り」という言葉を、自分の暮らしや日々の所作に重ねながら、もう一度静かに見つめてみませんか?
📩三本楽座へのご案内
三本楽座は、筋トレ × 瞑想 × 対話を通じて、自分の身体・心・思考を整える月2回の実践会です。
どなたでも参加可能です。初めての方、見学だけの方も歓迎しています。
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